Kojii.net - 今週の軍事関連ニュース (2011/02/04)
今週の軍事関連ニュース (2011/02/04) |
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一般ニュース
- 今日のニュースいろいろ
- Barack Obama 米大統領が、New START (Strategic Arms Reduction Treaty) 核軍縮条約に署名した。Dmitri Medvedev 露大統領は署名済みなので、両国外相による書面の交換を経て条約は発効する。(SpaceWar 2011/2/2) Dilma Rousseff 伯大統領が、前政権時代にフランスとの間で合意をまとめた戦闘機・ヘリコプター・潜水艦といった装備調達案件の見直しを指示。社会福祉の重視だけでなく、インフレや為替変動による経済面への影響に対処する必要があるため。その為替の問題に関連して同大統領は、米中両国を「ブラジルを為替戦争の犠牲者にしている」として非難。(SpaceWar 2011/2/2) 北朝鮮の APPC (Asia-Pacific Peace Committee) が提案した軍関係者同士の会談について、韓国も受け入れに同意。ただし「非核化が前提」との立場は変わらず。アメリカも、韓国と北朝鮮の対話は歓迎するが、北朝鮮の核開発は依然として懸念事項であるとの見解。(SpaceWar 2011/2/2, DefenseNews 2011/2/2) Aero India 2011 の主催者は、同イベントに対する中国・パキスタン・イランを招聘していないことを明らかにした。外務省の決定によると説明している。パキスタンが Aero India に呼ばれたことはないが、武官が陸戦兵器の展示会・DefExpo を視察したことはある。中国については、過去には呼んでも出席していなかったとの説明。インドとイランの関係については、1980-1990 年代には同じソ聯製兵器のユーザーということで緊密だったが、最近はイランの核開発問題や人権問題が原因で仲違いしている。(DefenseNews 2011/2/1, SpaceWar 2011/2/2) RFA (Royal Fleet Auxiliary) 所属の補給艦・RFA Fort Grorge が 2/1 に、Plymouth の Devonport Naval Base に "最後の帰港" をした。同艦はこの後に解役工事に入り、年末に退役の予定。同艦は香港返還に立ち会ったほか、2000 年にはモザンビークで洪水救援活動に従事している。(MoD UK 2011/2/2) Bernie Sanders 米上院議員が、「国防総省は過去 3 年間で総額 2,850 億ドルを、不正をはたらいた民間契約業者に対して支払った」という内容の 45 ページの報告書を公表、「構造的不正が存在する業者に対して国民の血税を支払ったという哀しい現実がある」と指摘した。(DefenseNews 2011/2/2) フィンランド軍 (AFC : Armed Forces Command) 参謀総長の Ari Puheloinen 大将が、災害派遣・運輸・建設といった分野において軍の人員・装備の利用を拡大する提案をしている。他の省庁や民間企業に対して支出するはずのものを軍で引き受けることで国の支出を節減できるだけでなく、軍と社会の間の障壁を引き下げられるとの主張。(DefenseNews 2011/2/2) 米空軍 15th WG (15th Wing, Joint Base Pearl Harbor-Hickam, HI)・535th AS (Airlift Squadron) 所属の C-17A が米海軍 NSWU-1 (Special Warfare Unit One) 向けに、MCADS (Maritime Craft Aerial Delivery System) を使ったボートの空中投下を実施した。重量 19,000lb のボートにパラシュートを取り付けて、C-17A の後部ランプから投下したもの。(AFNews 2011/2/2)
- アメリカの司法当局はイラン人の Milad Jafari 被告 (36) に対して、「イランに対してトルコの会社を通じて、ミサイル製造などに使われる金属素材を不正輸出した」など、合計 11 の罪状を挙げて求刑。すべて実現すると 155 年のブタ箱入りに相当する。また、$177,000 の資産没収も要求。(DefenseNews 2011/2/1) イスラエルの Benjamin Netanyahu 首相と Ehud Barak 国防相は、Yoav Galant 少将の次期参謀総長指名を取り消した。同少将は 2009 年に "Operation Cast Lead" を指揮した人物だが、イスラエル北部にある視程の駐車場とアクセス道路のために土地を不正利用した疑惑が監察当局から指摘され、今回の措置になったもの。現参謀総長の Gabi Ashkenazi 中将は 2/14 付で退任するため、参謀次長の Yair Naveh 少将が職務を代行した上で、60 日以内に改めて候補を指名する。(DefenseNews 2011/2/1) 英海軍の掃海艇・HMS Brocklesby (M33) が、1/31 に Portsmouth を出航、地中海方面に向けて 6 ヶ月の航海に出た。ポーランド、ベルギー、ドイツ、オランダ、カナダ、イタリアの対機雷戦艦艇とともに、西欧・北アフリカ方面で任務に就く。(MoD UK 2011/2/1) 英空軍では 2009 年 3 月からPFB (Programme Future Brize) として、RAF Brize Norton の施設改善を実施中。輸送機と空中給油機をすべてこの基地に集約する計画で、実現すると制服組の 15% がこの基地に配属されることになる。2011/9/30 付で運用を終了、2012/12/31 付で閉鎖予定の RAF Lyneham (C-130 部隊のホームベース) からは、すでに部隊・人員の移駐が始まっている。このほか、部隊の本部統合や No.101 Sqn. (VC-10 飛行隊) の移駐、それによって捻出したスペースへの No.33 (Engineering) Sqn. の移駐、といった動きも。(MoD UK 2011/2/1) スウェーデンが 2011/1/1 付で、ノルウェーから NORDEFCO (Nordic Defence Cooperation) の長を引き継いだ。スウェーデンの NORDEFCO 代表と政策理事会 (PSC : Policy Steering Committee) の議長は、スウェーデンの Johan Raeder 国防省が担当する。(NORDEFCO 2011/1/24)
- 1/30 にインド海軍の Nilgiri 級フリゲート・INS Vindhyagiri が、Mumbai の港口付近で M/V Sea Eagle との衝突を回避しようとして、コンテナ船 M/V Nordlake と衝突する事故に遭い、機関室付近で火災を生じた。同艦は損傷部分からの浸水を排水しながら帰港を試みたが、1/31 にドックに引き入れた後で沈没した。インド海軍の説明では、2 隻の商船が最初「左側から追い越してもらいたい」と信号を送ってきて、その数分後に今度は「右側から追い越してもらいたい」と信号を送ってきて、さらに「左側」に、と右往左往、その過程で M/V Nordlake の乗組員が混乱して右に舵を切り、INS Vindhyagiri に衝突したとのこと。(SpaceWar 2011/1/31, Forecast International 2011/2/1, DID 2011/2/1) アメリカの電子機器メーカー・Chitron Electronics 元社員、Yufeng Wei 被告 (46) が、1997-2007 年の 10 年間に渡って軍用品のコンポーネンツや電子機器を不法に中国に輸出したとして有罪判決を受けた。レーダー・電子戦・ミサイル関連製品とのこと。会社自体と、会社のオーナーである被告の元亭主・Zhen Zhou Wu 氏に対しても、1,550 万ドルの罰金。(SpaceWar 2011/1/28) The Washington Post 紙が 30 日、「パキスタンは手持ちの核弾頭を倍増して 110 発としている」と報じた。Institute for Science and International Security のトップ・David Albright 氏の説明によると、4 年前には 30-60 発だったものが急増して、現在の数字に達したとのこと。隣国・インドは 60-100 発程度を保有しているとみられる。(SpaceWar 2011/1/30) エジプト軍の幹部が、「市民が政府に要求している内容は合法である」と言明。一方、イスラエルはエジプトに対して、Sinai 半島に駐留しているエジプト軍の戦力について、1979 年の平和条約で規定した数より 800 名増強する件を承認。国境から 200km 離れた、紅海沿いの Sharm el-Sheikh に配備する。(DefenseNews 2011/1/31) 北朝鮮が韓国に対して、軍の高官会談の日程繰り上げを提案したが、韓国側は拒否。2/11 の週に予定していたものを 2/1 の週に繰り上げるよう提案していたもの。大佐クラスが出席して、さらに上の階級の関係者が会談するための日程や議題について協議するもの。ただし韓国側は、天安撃沈事件と延坪島砲撃事件の責任を認めるのが高官会談実現の前提だとしている。(DefenseNews 2011/1/31) iCD Research の予測では、スウェーデンの国防予算は年率 0.36% の伸びを示して、2015 年に 54 億ドルに達する見込みとのこと。(DID 2011/1/31)
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約束手形とは何か
産業・装備・調達
- 最近のニュースいろいろ
- ロシア軍が地表観測と 3 次元マップ生成に使用する目的で Plesetsk から打ち上げた Geo-IK-2 衛星が、間違った軌道に投入される事故が発生。衛星とのコンタクトは回復できておらず、喪失した可能性が高いとみられる。打ち上げに使用したロケットの 2 段目・Briz-KM の不具合との説が。打ち上げ実施前にも、不具合が発生して 12 月の打ち上げ予定を延期する事態が起きていた。この事故の 5 週間ほど前にも、Dmitri Medvedev 大統領が宇宙部門の幹部 2 名に対して、GLONASS 衛星の打ち上げ失敗について非難していた。(DefenseNews 2011/2/1) ロシア海軍は年末に、Yasen (Graney) 級 SSN を領収するとのこと。(DID 2011/2/1) マレーシア海軍が、22 億リンギットを投じて多用途支援艦×3 隻を調達、うち 2 隻を自国内建造する計画だと報じられている。(DID 2011/2/1) イギリスにおける議会答弁で、23 型フリゲートの代艦となる Global Combat Ship (26 型) について、イギリスとカナダが共同開発について協議していることが明らかにされた。オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、トルコも関心を示しているとされる。同級については現在、BAE Systems が 1 億 2,700 万ポンド (2 億 200 万ドル) のアセスメント フェーズ契約を受注して作業中。(DefenseNews 2011/2/1) Vancouver Sun 紙が、カナダ軍における F-35 導入時の問題点について報じている。ひとつは、空中給油を行うには機体の改修が必要というもの。もうひとつは、北部にある短い滑走路では F-35 には長さが足りないというもの。後者の解決策としてドラッグシュートの追加装備が考えられているが、パイロットの中には「強風の下ではドラッグシュートは危険な挙動につながる」と指摘する声がある、というのが同紙の報道内容。(Vancouver Sun 2011/1/31) L-3 Communications Integrated Systems で近く、ニュージーランド空軍 (RNZAF : Royal New Zealand Air Force) から 3 億 5,200 万 NZ ドル (2 億 7,240 万ドル) で受注している P-3K アップグレード改修機 (P-3K2) の領収試験のうち、最終段階の分がスタートする。もともと 6 ヶ月で済ませる予定だったが、トラブルが出て 18 ヶ月かかっている。3 機が改修中、3 機が 2 月から改修に入り、当初予定より 3 年遅れて、2013 年までに 6 機の改修を終える見込み。(DefenseNews 2011/1/31) アメリカはインドに対して F-35 計画に参加できるように門戸を開く措置をとることにしたが、当のインドは「我が国にはすでに FGFA (Fifth-Generation Fighter Aircraft) 計画があり、2 億 9,500 万ドルの予備設計契約も発注済み。ありがたい申し出ではあるが "No Thanks" である。しかも FGFA は F-35 より安い」との見解。そのインド向けの武器輸出規制緩和と制裁解除について Lexington Institute では、「インド市場におけるアメリカ企業の競争力を強める」と指摘。さらに、インド海軍が LCS (Littoral Combat Ship) に関心を示す可能性や、テロ対策に追われているインド陸軍にとって Stryker 装甲車や M-ATV (MRAP All-Terrain Vehicle) はメリットがある、との指摘もしている。(Times of India 2011/1/29, Lexington Institute 2011/1/28) オーストラリア陸軍の通信機器調達計画・JP2072 (Joint Project 2072) で、Raytheon Australia が自己位置報告システムを 7,000 万豪ドルで受注することになった。EPLRS (Enhanced Position Location Reporting System)、MicroLight 通信機・支援機材・整備作業などで構成する案件で、1,000 セットあまりを納入、Bushmaster や M113 に装備する。2011 年夏からデリバリー開始の予定。(SpaceWar 2011/1/28) イラク空軍では、同国内にある基地施設 11 ヶ所のうち 6 ヶ所について、再生補修とセキュリティ強化のための改修を計画しており、それに対して Thales が応札の意向を表明。(SpaceWar 2011/1/28)
- Stephen Smith 豪国防相と Jason Clare 豪装備相は、Projects of Concern のリスト改訂について発表した。まず、1997 年に導入を決めていた LCM2000 揚陸艇の計画は中止。揚陸艦 HMAS Kanimbla と HMAS Manoora の搭載用として 6 隻の調達を予定していたが、寸度・重量の適合性を初めとする問題が出たため、中止を決めたもの。このほか、MRH90 については幹部クラスによる包括的な評価を実施する。これは、昨年に出た Defence Annual Report と ANAO Major Project Report で、海軍型で 12 ヶ月、陸軍型で 18 ヶ月の遅延が報告されたため。エンジンやトランスミッションのオイルクーラー用ファンに不具合があり、スペアパーツの入手性にも問題が。46 機を発注したうち、現時点で 13 機が領収済みで、試験・訓練に使用中。なお、現時点でのリストの内容は以下の通り。
- CN10 : Collins Class Submarine Sustainment and Projects Air 5077 Phase 3 : AEW&C (Airborne Early Warning and Control) "Wedgetail" Project Sea 1448 Phase 2B : ANZAC フリゲート向け ASMD (Anti-Ship Missile Defence) レーダー更新 Joint Project 2043 Phase 3A : HFMOD (High Frequency Modernisation) Project Air 5333 : Aerospace surveillance and command and control system "Vigilare" Joint Project 129 Phase 2 : TUAV (Tactical Unmanned Aerial Vehicle) Project Land 121 Phase 3 :Project Overlander Joint Project 2070 : 艦載短魚雷調達 Project Air 5402 : A330-200 MRTT (Multi-Role Tanker Transport) Project Air 5276 Phase 8B : AP-3C Orion ESM (Electronic Support Measures) アップグレード ※2010 年 9 月以降に追加 Project Air 5418 Phase 1 : AGM-158 JASSM (Joint Air to Surface Standoff Missile) ※2010 年 9 月以降に追加
それに対して EADS は、「Boeing は違法な補助金を受け取って競争を阻害していたことが立証された。50 億ドルの補助金を違法に受け取り、さらに将来にも 20 億ドルを違法に受け取ることになっている。補助金なしでは B.787 のローンチは不可能」などと主張。 今日の報道発表 (北米編)
- BAE Systems は米陸軍から、M2 Bradley 歩兵戦闘車×95 両のアップグレード改修を 4,700 万ドルで受注した。2012 年の 3-6 月にかけてデリバリーを実現する予定。以前に受注していた同種契約と合わせた総額は 9,400 万ドル。(BAE Systems 2011/2/2) 2/1-2 にかけて USS Harry S.Truman (CVN-75) の艦上で、E-2D Advanced Hawkeye の空母適合性試験が行われた。機体は #501、搭乗員は VX-20 所属。兵站、マンパワー、相互運用性、カタパルト発進、着艦拘束など、空母での運用に関するあらゆる項目をテストする。(NAVAIR 2011/2/1) Aurora Flight Sciences Corp. は、同社の OPA (Optionally Piloted Aircraft)・Centaur が飛行試験を開始したと発表した。フル仕様での最初のフライトは、2011/1/22 にヴァージニア州 Manassas で実施、ハードウェアとソフトウェアが計画通りに動作しているかどうかを確認した。そのデータを基に、1/24 に 2 回目、1/25 に 3 回目のフライトを実施。この段階では基本的な飛行内容に留まっているが、さらに飛行領域の拡大を図っていって、晩春には完全自動離着陸を実現する計画。その後に電子光学センサー ペイロードと高速データリンクを搭載して ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) 資産としてのデモンストレーションに入る。なお、無人化した状態でのフライトは年末から始める予定で、それまではすべて有人での実施。(Aurora Flight Sciences 2011/2/1) Sikorsky Aircraft Corp. は、AAR Corp. がアフガニスタンで物資輸送に使用する S-92×2 機をデリバリーした。AAR は米輸送軍 (USTRANSCOM : US Transportation Command) から、国防総省向けの空輸業務を 5 年間・4 億 5,000 万ドルで受託している。そして、さまざまな機種について検討した結果、最善の選択として S-92 の調達を決めたとの説明。AAR はすでに、固定翼機×20 機・回転翼機×29 機のフリートを運用している。もともと、戦域内空輸受託の大手だが、今回の S-92×2 機の増勢により、フリートの拡大だけでなく、国防総省の要求に対する適合性向上を図れるとしている。FAA (Federal Aviation Administration) の認証を受けた同機の仕様では内装の変換が可能で、各種の座席配置に加えて、4ft サイズの貨物用パレット×3 個を搭載可能。その際には貨物を座席設置用レール、あるいは壁面に固定する。S-92 は 2004 年 9 月以来、累計 129 機をデリバリー済み。(Sikorsky Aircraft 2011/1/31, AAR 2011/2/1)
- オーストラリアは国防省、F-35 で使用するパーツの製造について発表した。Quickstep Northrop Grumman Corp.
誰が家の販売に閉鎖費用を支払うとの間で長期合意 (LTA : Long Term Agreement) に調印したことで話が決まったもので、Bankstown Airport にある Boeing の事業所を Quickstep が引き継ぎ、オーストラリア・アメリカ・イギリスなど 6 ヶ国向けのパーツを製造する。また、Quickstep に対して政府から 1,000 万豪ドルの支援を実施する。その Quickstep は Marand Precision Engineering との間でも、垂直尾翼で使用する複合材料製外板の製造についての MoU に調印している。(Australian DoD 2011/2/2, Quickstep Holdings 2011/2/1, Northrop Grumman 2011/2/2) イギリス国内で、「アフガニスタン派遣部隊向けに計画していた Chinook×12 機の追加調達計画が危機に瀕している」との報道が出ているが、これについて Peter Luff 装備相は記者会見で「その件については、まだ検討段階、メーカーとの間で折衝中」と説明。国防省の報道官は「SDSR (Strategic Defence and Security Review) には Chinook×12 機の調達が盛り込まれている」とした。装備相の議会答弁では、調達すると明言してはいないが、アフガニスタンにおけるヘリコプターの重要性は承知している」となっている。(MoD UK 2011/2/1) CAE Inc. は、HAL (Hindustan Aeronautics Ltd.) と設立したジョイント ベンチャー・HATSOFF (Helicopter Academy to Train by Simulation of Flying, Bangalore, India) で使用する、Dhruv シミュレータ用のコックピットをデリバリーした。これを HATSOFF に設置済みの FMS (Full Mission Simulator) と組み合わせて 2011 年 5 月に稼動を開始する予定。HATSOFF では 2010 年 7 月に Bell 412 用のシミュレータが稼働を開始しており、今回の Dhruv 用は 2 基目。前者は DGCA (Directorate General Civil Aviation) と EASA (European Aviation Safety Agency) から Level D の認証を取得している。(CAE 2011/2/1) Rheinmetall Defence AG (Dusseldorf, Germany) は ADS GmbH (Lohmar, Germany) 株の買い増しを実施、持株比率を 25% から 74% に引き上げた。残りは依然として IBD Deisenroth (Lohmar, Germany) の保有。2007 年に最初の株式取得を行った際に設定していた、オプション分を行使して実現したもの。その ADS GmbH は、軍用車輌の防禦を実現するハードキル兵器 "Active Defence System" の開発作業を完了したところ。Rheinmetall はすでに、Rheinmetall Chempro GmbH と Rheinmetall Verseidag Ballistic Protection GmbH を傘下に収めてポートフォリオを拡大しており、今回の件もその延長線上にある。(Rheinmetall Defence 2011/2/1) FPE (Force Protection Europe Ltd.) は、2/8-9 にかけて London の ExCeL で開催される International Armoured Vehicles 展示会に、2010 年 11 月に英国防省から 200 両の受注を獲得した Ocelot (Foxhound) を出展する。英陸軍向けは 2011 年末からデリバリー開始、2012 年春には完納の予定。Ricardo plc、Thales、QinetiQ、Formaplex、DSG、Sula の各社と組んでおり、従来の軍用車両業界に加えてモータースポーツ界におけるイノベーションも取り入れて、迅速な開発を進めているとの説明。(Force Protection Europe 2011/2/1) Eurocopter は Scotland の Aberdeen に、訓練・技術サポート・補修・オーバーホールなどの拠点となる North Sea Service Centre を開設した。北海で業務を行う石油・ガス産業向けのサポート拠点として最適な場所を選択したもので、投資額は 1,00 万ポンドとの説明。EC225 用の FFS (Full Flight Simulator) を備える。同社は CHC Helicopter との間で、EC225 用シミュレータを使って年間 800 時間分の訓練を実施する契約を締結済み。さらにシミュレータを増設するスペースを確保しており、EC175 用になる可能性が高い。Eurocopter はイギリスに現地法人 Eurocopter UK Ltd. を置いており、イギリスのヘリコプター界では最大のシェアを持つ。イギリス国内のカスタマーは 150、機数は 450 機、EMS (Emergency Medical Service) で 70%、警察・法執行分野で 75%、石油・ガス産業向けで 80% のシェア。(Eurocopter 2011/2/1) 三菱航空機 (Mitsubishi Aircraft Corp.) は TSH (Trans States Holdings, St. Louis, MO) から、MRJ (Mitsubishi Regional Jet) について確定 50 機、オプション 50 機の受注を獲得した。購入合意は 2010/12/27 にまとまっており、2011/2/1 に TSH の Richard A. Leach 社長が名古屋を訪問して、購入決定のセレモニーに出席。装備するエンジンの方は、Pratt & Whitney に対して PW1200G×108 基 (確定分、うち 8 基は予備)・オプション 100 基、さらに 12 年分の整備業務契約を発注する。デリバリー開始は 2014 年の予定。TSH の傘下にあるエアラインは Trans States Airlines、GoJet Airlines、Compass Airlines の各社で、いずれも北米でリージョナル路線を運航、United Airlines・Delta Air Lines・US Airways のフィーダーを構成している。全日空が確定 15 機・オプション 10 機の発注を決めているので、これで累計受注は 125 機。(三菱航空機 2011/2/1, Pratt & Whitney 2011/2/1) 今日の米軍調達 (Contracts 2011/2/1) DLA (Defense Logistics Agency)
- Bell Helicopter Textron Inc. (Hurst, TX) : 李軍向けの各種アセンブリ用パーツを $95,946,830 で。2014/1/31 まで。Defense Logistics Agency Aviation, Redstone Arsenal, AL (SPRRA1-11-D-0027) Toshiba America Medical Systems Inc. (Tustin, CA) : 放射線機器と、関連するサブシステムやコンポーネンツを $36,000,000 (maximum, 価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け。2012/2/3 まで。Defense Logistics Agency Troop Support, Philadelphia, PA (SPM2D1-09-D-8322)
- Lockheed Martin Corp. (Grand Prairie, TX) : PAC-3 (Patriot Advanced Capability-3) の改良版ソフトウェア開発を $18,086,000 で。アラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates) 向け。2013/8/31 まで。Army Contracting Command, AMCOM, Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-07-G-0001) AeroVironment Inc. (Monrovia, CA) : RQ-11 Raven のオペレーター訓練 (2 ヶ月間) と兵站支援業務 (CLS : Contractor Logistics Support, 6 ヶ月間) を $7,623,215 で。2011/7/31 まで。Army Contracting Command, AMCOM, Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-05-C-0338)
- Canadian Commercial Corp., GDLS-C (General Dynamics Land Systems - Canada, Ontario, Canada) : MRAP (Mine Resistant Ambush Protected Vehicle) 用のブロック アップグレード改修キット×691 セットに関する修正契約を $8,272,652 で。(M67854-07-D-5028) 内容は以下の通り。
- heater guard assembly RWS (Remote Weapon Station) joystick route clearance vehicle fire control unit bracket government furnished equipment power delivery order seven route clearance vehicle digirack photo luminescent egress tape modular ammunition restraint system bracket t-case cooler protection t-case cooler electrical connector data plates delivery order seven specific labels and decals roxtec cover
- Boeing Co. が率いる NewGenTanker チームは空軍側と、同社の提案に関する空軍側の暫定評価について協議を行い、空軍からのフィードバックを受けた修正版の提案 (FPR : Final Proposal Revision) を提出した。(NewGenTanker blog 2011/2/1) EADS North America は Lockheed Martin Corp. から、TRS-3D レーダーを受注した。LCS (Littoral Combat Ship) 搭載用で、2012 年からデリバリーを開始する。すでに USS Freedom (LCS-1) と Fort Worth (LCS-3) でも搭載済み。また、沿岸警備隊の NSC (National Security Cutter) でも採用されている。(EADS North America 2011/2/1) BAE Systems Land Systems South Africa は GDLS-C (General Dynamics Land Systems Canada) から、RG-31 MRAP (Mine Resistant Ambush Protected) 用のアップグレード改修キットを 9 億ラント (1 億 3,000 万ドル) で受注した。パワーパック・サスペンション・トランスファーなどの改良により、機動性と生存性を改善する。(BAE Systems 2011/2/1) Northrop Grumman Corp. は、2010 年 6 月に米陸軍 SMDC/ARSTRAT (Army Space and Missile Defense Command/Army Forces Strategic Command) から受注した LEMV (Long Endurance Multi-Intelligence Vehicle) について、最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) が完了したと発表した。18 ヶ月間の契約で 3 隻の飛行船を建造する計画で、夏の半ばか終盤に初飛行、飛行試験を経て 2012 年から実運用環境下での評価試験 (Army Joint Military Utility Assessment) を始める予定。(Northrop Grumman 2011/2/1) Goodrich Corp. の ISR Systems 部門 (Danbury, CT) は米陸軍から、AN/AVR-2A(V) レーザー警報受信機を 4,700 万ドルで追加受注した。航空機搭載用。(Goodrich 2011/2/1) Lockheed Martin Corp. は、NOAA (National Oceanic and Atmospheric Administration) の新型気象観測衛星・GOES-R (Geostationary Operational Environmental Satellite R-series) の予備設計審査 (PDR : Preliminary Design Review) が完了したと発表した。これから詳細設計に入り、2012 年初頭に最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) を行う予定。資金・運用・管理は NOAA、調達プロセスの監督は NASA (National Aeronautics and Space Administration) の Goddard Space Flight Center が担当している。(Lockheed Martin 2011/2/1) CAE Inc. の米国現地法人、CAE USA は、NS (Naval Station) Mayport (Jacksonville, FL) に設置した MH-60R 用 TOFT (Tactical Operational Flight Trainer) が稼動を開始したと発表した。OFT (Operational Flight Trainer) と WTT (Weapons Tactics Trainer) の機能を持つ。モーション装置は CAE の 6 自由度型・電気駆動式の CAE True を使用。現時点で、NAS (Naval Air Station) North Island と NAS Jacksonville で稼動しているほか、先週に 4 基の追加受注があった。MH-60S 用の訓練システムも同社の担当。(CAE 2011/2/1) Lockheed Martin Corp. は、Idaho Falls Power 向けにスマート グリッド用のサイバー セキュリティ ソリューションを手掛けると発表した。AMI (Advanced Metering Infrastructure) 用の双方向通信インフラについて、安全なデータの収集・分析を行えるようにするもので、リスク評価やセキュリティ上の要求洗い出し、設計上の勧告などを受け持つ。西海岸の五州 (ID, MT, OR, WA, WY) で実施する、Pacific Northwest Smart Grid Demonstration Project の一環。(Lockheed Martin 2011/2/1) Harris Corp. は MED Trends Inc. から、退役軍人庁 (VA : Department of Veterans Affairs) 傘下・VBA (Veterans Benefits Administration) 向けの全電子化レーティング プラットフォーム開発を 240 万ドルで受注した。RBA 2000 (Rating Board Automation 2000) を代替して、ベネフィットに関する決定を支援する VBMS (Veterans Benefits Management System) の自動化を図るためのもの。(Harris 2011/2/1) Michael W.
オーストラリアで最も安い不動産はどこにあるのWynne 米空軍長官が Second Line of Defense blog に寄稿した記事の中で、「現在の厳しい予算状況を乗り切るためには、個々のケースに適合するラジカルな考え方が必要」と指摘。その一例として、C2 (Command and Control) や ISR (Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance) を担当する大型航空機を引き合いに出した。将来、大型の航空機はステルス機や長射程地対空ミサイルの脅威にさらされる可能性が高いとして、F-22 や F-35 といったステルス機を C4ISR 資産に加えるよう提案。(Second Line of Defense blog 2011/1/26) Alcoa は、航空機用のファスナー (留め具) を製造している TransDigm Group Inc. との間で買収合意をまとめた。買収額は 2 億 4,000 万ドル、買収後は AFS (Alcoa Fastening Systems) に名称変更する。ファスナーの事業はもともと、TransDigm が 2010 年 12 月に McKechnie Aerospace を買収したことで手掛けるようになったもの。アメリカ・カリフォルニア州 Sylmar と、イギリスの Redditch と Leicester に製造拠点があり、従業員は 400 名ほど。(Alcoa 2011/1/31) Kongsberg Gruppen ASA 傘下の Kongsberg Defence Systems が Washington DC に、マーケティング担当の現地事務所を開設した。北米市場におけるプレゼンスと業容の拡大を企図したもの。首都に常設の事業所を構えるのは初めてだが、すでにアメリカ国内 9 州・カナダ国内 4 州に合計 16 ヶ所の事業所があり、550 名の従業員が働いている。北米向けに提案するのは、NSM (Naval Strike Missile)・JSM (Joint Strike Missile)・NASAMS (Norwegian Advanced Surface-to-Air-Missile System)・Protector RWS (Remote Weapon Station)・複合材料製品・航空機構造材・シミュレーション/訓練関連製品など。(Kongsberg Gruppen 2011/1/31) FLIR Systems Inc. は、熱線カメラの新製品・FLIR i3 について発表。小売価格 $1,195 で、"ポイント & クリック" によって使用でき、$1,200 を下回る製品の中では高い品質の温度判断能力を持つとしている。産業界の技術者や構造物の検査から家庭まで、広範な用途を想定。(FLIR Systems 2011/2/1) 今日の報道発表 (その他編)
- Cubic Corp. 傘下の CDA (Cubic Defense Applications) は英国防省から、Salisbury Plain の演習場で運用している計測システムの拡張・近代化改修契約を 4,000 万ドルで受注した。アフガニスタン派遣に関連する、即応度向上のための UOR (Urgent Operational Requirements) 案件。MILES IWS (MILES Individual Weapon System) の導入により、MST (Mission Specific Training) の改善を図る。ここの訓練システムは Cubic が 2002 年に導入したもの。(Cubic 2011/2/1) インド・Cyberabad の警察が、Cassidian の TETRA 無線通信網を導入、2010/12/20 から運用を開始した。現地法人の Cassidian India が、VAR (Value Added Reseller) の Sanchar Telesystems と組んで納入したもの。カバーするエリアは 3,600 平方キロ、ユーザー数は 500。(Cassidian 2011/2/1) Indra はスペイン陸軍に、VICTRIX シミュレータ×7 基をデリバリーする。国連の平和維持任務を担当する部隊を訓練するためのもので、すでに Alvarez de Sotomayor (Viator, Almeria) と Principe, Paracuellos del Jarama (Madrid) の 2 ヶ所に設置している同種機材の実績を受けて追加受注となったもの。設計と開発は、Leon 所在の Centre of Excellence of Security Systems が担当する。必要な資金については、European Regional Development Fund に加えて、Castile と Leon の地元自治体も分担することになっている。ちなみに Indra は、15 ヶ国・39 のカスタマーに合計 147 基のシミュレータを納入した実績があるとのこと。(Indra 2011/1/31)
- GDOTP (General Dynamics Ordnance and Tactical, St. Petersburg, FL) : 海兵隊の EFSS (Expeditionary Fire Support System) で使用する 120mm 迫撃砲弾を $198,711,000 で。2016/1 まで。作業の半分はフランス・Saint-Aubin の La Ferte で実施。Marine Corps System Contracting Command, Quantico, VA (M67854-11-D-1011) 以下の各社は、戦術・作戦・戦略レベルにおける、サイバー空間作戦がらみの科学・アーキテクチャ・エンジニアリング・機能性・インターフェイス・相互運用性に関する評価作業を受注。
- SAIC (Science Applications International Corp., San Diego, CA) : $84,461,923 (N66001-11-D-0034) GDAIS (General Dynamics Advanced Information Systems Inc., Santa Clara, CA) : $78,404,547 (N66001-11-D-0032) Northrop Grumman Systems Corp. (San Diego, CA) : $77,446,798 (N66001-11-D-0033) Booz Allen Hamilton Inc. (McLean, VA) : $71,580,877 (N66001-11-D-0031)
- Rolls-Royce Corp. (Indianapolis, IN) : C-130J の AE2100D3 エンジンと R391 プロペラを対象とする兵站支援・プログラム管理支援・エンジニアリング サービス・スペアパーツと技術データの提供について、オプション 4 契約分を $203,039,359 で。WR-ALC/GRBKA, Robins AFB, GA (FA8504-07-D-0001 0500) Boeing Co. (Wichita, KS) : VC-25 (S/N 29000) を対象とする重整備作業について、修正契約を $134,000,000 で。727 ACSG/PKB, Tinker AFB, OK (FA8106-09-C-0005/P00023) Lockheed Martin Corp. (Marietta, GA) : C-130J に固有のシステムを対象とする、兵站支援・プログラム管理支援・エンジニアリング サービス・補修・スペアパーツと技術データの提供について、オプション 2 契約分を $69,804,474 で。WR-ALC/GRBKA, Robins AFB, GA (FA8504-06-D-0001/P00015) McDonnell Douglas Corp. (Long Beach, CA) : C-17 GSP (Globemaster III Sustainment Partnership) に関する修正契約を $17,205,250 で。降着装置のオーバーホールを実施。ASC/WLMK, Wright-Patterson AFB, OH (FA8614-04-C-2004/P00385) Raytheon Co. (Tuscon, AZ) : AIM-120 AMRAAM (Advanced Medium Range Air-to-Air Missile) 向けのシステム エンジニアリング、ソフトウェア機能拡張、試験サポート、試験用資産の整備・改修、海軍向けのシミュレーション用ハードウェア、インテグレーションなどを $15,000,000 で。AAC/EBAK, Eglin AFB, FL (FA8675-11-D-0050) Boeing Co. (Seattle, WA) : C-32A と C-40B/C を対象とする維持管理エンジニアリング業務を $11,800,000 で。2011/1/1-2011/12/31 の分。ASC/WLVK, Wright-Patterson AFB, OH (F33657-01-D-0013) Digital Management Inc. (Bethesda, MD) : トラスト コンピューティングに関する研究を $9,912,741 で。研究・調査・分析・開発・実証・ロードマップ策定などを実施。AFRL (Air Force Research Laboratory)/RIKE, Rome, NY (FA8750-11-C-0075) DRS Sustainment Systems Inc. (St, Louis, MO) : 貨物揚搭用の Tunner 60K Loader を $8,896,882.80 で。パレット×6 個・60,000lb まで搭載可能、高さ 8.5ft までカバー。WR-ALC/GRVKBA, Robins AFB, GA (FA8519-04-D-006-0074) Ellwood National Forge Co. (Irvine, PA) : BLU-113/B の弾体×85 個を $8,693,745 で。GBU-28 A/B と GBU-28B/B で使用するもの。OO-ALC/GHGKA, Hill AFB, UT (FA8213-11-C-0026)
- Raytheon Co., IDS (Integrated Defense Systems, Andover, MA) : Phased Array Tracking Radar Intercept On Target Missile 向けのエンジニアリング サービス業務を $51,532,541 で。2012/1/31 まで。AMCOM (Army Aviation and Missile Command), Contracting Center, Redstone Arsenal, AL (W31P4Q-09-C-0057) Miltec Corp. (Huntsville, AL) : 機体構造の状態監視に必要な技術・手法の研究開発を $20,302,964 で。2013/1/30 まで。ARDEC (Army Research, Development and Engineering Command), Adelphi Contracting Division, Adelphi, MD (W911QX-11-C-0055) Federal Program Integrators LLC (Corpus Christi, TX) : ATC (Airman Training Complex) - North Campus (Lackland AFB, San Antonio, TX) の寄宿施設を $12,700,020 で。ATC1 と ATC2 向け。2011/10/20 まで。Army Corps of Engineers, Fort Worth, Texas (W9126G-11-C-0009) Great Lakes Dredge & Dock Co. LLC (Oak Brook, IL) : ニュージャージー州の Atlantic City と Ventnor City で実施する治水関連工事を $10,824,917 で。2011/5/9 まで。Army Corps of Engineers, Philadelphia District, Philadelphia, PA (W912BU-11-C-0008) Tencate Advanced Armor USA Inc. (Newark, OH) : アフガニスタン派遣部隊向けの SAPI (Small Arms Protective Insert) を $8,090,400 で。2011/6/30 まで。Army Contracting Command, Aberdeen Proving Ground, MD (W91CRB-08-D-0063)
- Timken Aerospace Transmissions LLC (Manchester, CT) : 陸軍向けのギアボックス アセンブリを $25,523,625 で。2014/1/31 まで。Defense Logistics Agency Aviation, Redstone Arsenal, AL (SPRRA1-11-D-0034) SPX Precision Components (Newington, CT) : 陸軍向けのメイン ローター用スワッシュ プレート アセンブリを $20,338,620 で。2016/1/31 まで。Defense Logistics Agency Aviation, Redstone Arsenal, AL (SPRRA1-11-D-0041) River Trading Co., Ltd. (Cincinnati, OH) : 空軍・海兵隊・その他民間部局向けの瀝青炭を $14,459,652 で。2012/5/31 まで。Defense Logistics Agency Energy, Fort Belvoir, VA (SP0600-11-D-0651) SPX Precision Components (Newington, CT) : 陸軍向けのメイン ローター マストを $8,384,750 で。2016/1/31 まで。Defense Logistics Agency Aviation, Redstone Arsenal, AL (SPRRA1-11-D-0035-0001) Boeing Co. (Saint Louis, MO) : 陸軍向けのショック ストラット アセンブリを $8,100,000 で。2013/2/28 まで。Defense Logistics Agency Aviation, Redstone Arsenal, AL (SPM4A1-09-G-0004-ZB14) River Trading Company, Ltd. (Maple Grove, MN) : 陸軍向けの瀝青炭を $5,091,000 で。2012/5/31 まで。Defense Logistics Agency Energy, Fort Belvoir, VA (SP0600-11-D-0650)
- Boeing Co. は 1/28 に、C-40A の 11 号機を米海軍にデリバリーした。B.737-700 に側面貨物ドアを追加、人員・貨物輸送用に仕立てた機体。年末には 12 号機をデリバリーする予定。(Boeing 2011/1/31) Boeing Co. と iRobot Corp. は米空軍に、SUGV (Small Unmanned Ground Vehicle) の第一陣・30 両をデリバリーした。EOD (Explosive Ordnance Disposal) チームが使用するもので、2012/9 に完納予定のタスク オーダーによる。両社は 2007 年に戦略的パートナーシップとして提携済み。(Boeing 2011/1/31) Lockheed Martin Corp.
- Kongsberg Gruppen はスウェーデン国防省から、Protector RWS (Remote Weapon Station) を 8,000 万クローネで受注した。スウェーデンとノルウェーが共同調達を行う、Protector Nordic プログラムの一環。(Kongsberg Gruppen 2011/1/31) GDUK (General Dynamics UK Ltd.) は英国防省から、Bowman システムに関する追加契約×3 件を総額 3,300 万ポンドで受注した。IED (Improvised Explosive Device) 対策の強化などが目的。主な内容は以下の通り。
- FOB (Forward Operating Base) と PB (Patrol Base) の接続性強化 戦術状況認識 (Tac SA : Tactical Situational Awareness) の改善 SSA (Shared Situational Awareness) の改善
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人事・組織
- 予備役の動員状況 (DoD 2011/1/1) 予備役・州兵の動員は、前の週と比較して 393 名の増。内訳は以下の通り。
- 軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計 ARNG 37,126 (-925) / 5,385 (-11) / 42,511 (-936) USAR 18,273 (+406) / 8,668 (+34) / 26,941 (+440) USNR 5,680 (+208) / 119 (+4) / 5,799 (+212) USMCR 2,623 (-18) / 2,274 (+6) / 4,897 (-12) ANG 2,005 (-647) / 3,489 (+1401) / 5,494 (+754) USAFR 1,462 (-76) / 3,033 (+19) / 4,495 (-57) USCGR 371 (-4) / 395 (-4) / 766 (-8) TOTAL 67,540 (-1056) / 23,363 (+1449) / 90,903 (+393)
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戦争・紛争
- 最近のニュースいろいろ
- ナイジェリア陸軍参謀総長の Onyeabor Azubuike Ihejirika 中将が、同国中部・Jos に展開した部隊による民間人への発砲があった件について言及、「交戦規則を遵守して、プロらしい仕事をするよう求める」「ナイジェリアの生存のために重要な任務である」と発言。Joe では、キリスト教徒とイスラム教徒の対立が尖鋭化して流血事件が多発している。(DefenseNews 2011/2/2) モーリタニアで、AQIM (Al-Qaeda in the Islamic Maghreb) が Ould Abdel Aziz 大統領を狙った攻撃を企てたが、同国陸軍が阻止に成功。首都 Nouakchott の南方 12km で爆弾を積んだ自動車を発見して爆破、乗っていた AQIM のメンバー 3 名が死亡したというもの。一方、AQIM は「乗っていたのは 2 名だけ」と説明。遺体はバラバラで、身元の確認は困難とのこと。なお、飛散した破片が原因で兵士 9 名が負傷した。(SpaceWar 2011/2/2) Telegraph 紙が WikiLeaks.org をソースとして報じたところによると、核物質を散布する "汚い爆弾" をアルカイダが利用しようと試みている、という話。また、2007 年に入手したアルカイダの文書により、生物兵器の分野で大きな進展がみられた、という話も出てきている。(SpaceWar 2011/2/2) ドイツの Bremen に本拠を置く船社・Beluga が、海賊対策作戦に従事している海軍部隊を非難。同社の貨物船 Beluga Nomination が 1/24 にセイシェル北方 390 マイルのインド洋上で海賊に乗っ取られた際に「へたくそな救援作戦」を実施して、乗っ取られた船に対して発砲したとの理由。デンマークとセイシェルの艦艇が、乗っ取りの後で数日間に渡って同船を追尾、そして船がソマリアに近付いたため、航行を阻止する目的でセイシェルの艦が Beluga Nomination の機関室付近に向けて発砲。それによってパニックになったか遺族が乗組員 1 名を殺害した、との申し立て。また、海賊も 1 名が死亡したとのこと。(DefenseNews 2011/2/1) 在アフガニスタン米軍の次席指揮官・David Rodriguez 大将が「パキスタンによる軍閥相当はミッション ストッパーではない。パキスタンは国境地帯で有効な作戦を立ち上げているが、もしもパキスタンが掃討に失敗することがあってもアフガニスタンで勝利することはできる」と発言。そのほか、春になるとタリバンが春期攻勢に出て死傷者が増えるとの見通しを示したほか、装備が充実した聯合軍との戦闘を避けて政府関係者の暗殺に軸足を移している、との見解も。(DefenseNews 2011/2/1) 国連で、「北朝鮮が 1990 年代から、関心をひかない形で隠密裏に核施設を設けている、との話が出ている。近いうちに予定されている対北制裁関連の委員会でも、この話が取り上げられる見込み。アメリカの科学者・Siegfried Hecker 氏が見せられた寧辺の遠心分離施設以外に、同種の施設が少なくとももう 1 ヶ所は必要というのが、その内容。(DefenseNews 2011/2/1) イラン系オランダ人の Zahra Bahrami 被告 (46) が、イランで麻薬取引に関わったとして絞首刑になったが、これを受けて EU ならびにオランダがイランに対する強硬姿勢を強めている。EU の広報官は「公正かつ透明性を備えた司法手続きを行っていない」と発言。さらに、その他の刑の執行についても即時停止するよう求めている。オランダ政府は、イランとの間で締結していた契約の凍結を発表、Uri Rosenthal 蘭外相はイランを「暴力的体制」と呼んだ。一方、イランはオランダの Cees Kole 大使を呼びつけて「内政干渉しないよう本国に伝えるように」と言明。(SpaceWar 2011/1/31) イエメン政府は、同国南東部の Al-Shihr 地区で政府職員向けの給与を積んだ車両を襲撃、軍人 4 名を含む 5 名を殺害・2 名を負傷させた容疑で、6 名を逮捕したと発表した。国防省では、事件の背後にアルカイダがいるとしている。(SpaceWar 2011/1/29) オランダ議会は、警察訓練要員 545 名のアフガニスタン派遣を承認した。ただし、訓練した警察要員が軍務に就かない、との約束をアフガニスタン政府から取り付ける。オランダ軍は OEF (Operation Enduring Freedom) のために、2006/6-2010/8 までアフガニスタンに派遣された後で撤収していたので、半年ぶりの復帰となる。(Forecast International 2011/1/31)
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こぼれ話
- 健康の追求 (SpaceWar 2011/1/30) 米陸軍は Fort Benning で、従来とは異なる「健康的な給養」を試行中。各種の食事を「緑」「赤」「黄」に分類して、バランスのとれた食生活を目指すというもの。「緑」には葡萄、林檎、メロンといった果物類が該当。「黄」ではスクランブルエッグやベーコンこそ出しているものの、豚肉は止めてターキーに変更。「赤」はチーズなどで、ペストリーやケーキは止めた。そのほか、ヨーグルトやグラノーラなど。
TRADOC (Training and Doctrine Command) の Mark Hertling 中将によると「週に 4-7 回はファストフードの世話になっている若い兵士は、太りすぎ」「1990 年代の半ばから、学校で体育の授業では必須でなくなり、一方では身体を動かす代わりに家にこもってゲームをする子供が増えた結果がこれだ」とのこと。
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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily
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これらの土地はインディアン準州の中心部に300万エーカー (12000 km2)を少し下回る 規模のものだった。 1889年3月2日、連邦議会は1889年のインディアン配分法の修正 条項を可決し、オクラホマと呼ばれる未割付の土地をホームステッド法による開拓に 開放することを定めた。 ... これら全てにカイオワ族、コマンチェ族、アパッチ族および ウィチタ族居留地が開放され、オクラホマ準州の開拓地は learn moreエーカー (97000 km2) ... read more
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