子どものころの元日、「一年の計は元旦にあり」などという大人の言葉にちょっと辟易（へきえき）とした記憶はないだろうか。建前ばかり言ってとか、どうせできないですよとか、いろいろ気持ちはあるものの、大人目線の叱咤（しった）激励は子どもにはあまりうれしくなかったように思い出す。早起きをせよ、部屋を片付けよ、日記を付けたらどうだ、小遣いは帳面につけて管理しろ――などなど。もちろん、勉強しろとか成績を上げろという無理難題もあったのだけれど。

時したAT＆Tを購入鐘南

　大人になっても、自分で自分に言い聞かせる年初の目標というものがある。世の趨勢にならって禁煙を目指したり、政府よろしく支出の"仕分け"をして貯金にいそしんだりと、目標はいくらでも立てられる。さて、それをどうやって実行・実現するかが問題。2012年の第1弾で紹介する「かけ〜ぼ」は、その名の通りの家計簿アプリだ。無料で使えて、シンプルなのに自在に使える自由度がありがたい。

石油会社はどのように収益性の高いですか？

　家計や小遣いを管理しようとして、一番気持ちが萎えるのは数字が合わないこと。サイフの中と計算とが合わないと、すぐにイヤになってしまい、それこそ三日坊主で終わる。手持ちのスマートフォンで支出の入力が簡単にできれば、使ったその場で登録して使途不明金を出さずに済むかも。さらに、過去の入力履歴を参照すれば、よく行く場所の交通費や定例の出費などは手間なく登録できる。複数の帳簿の管理もできるから、ヘソクリの管理だってお手のものというわけだ。