2011年3月24日 20:54

本日もお疲れ様でした。

日経平均株価は、震災後最も静かな動きでした。
これ以上上をうかがうわけでもなく、売りこまれるわけでもなく、膠着感の強い相場になりました。

原発の作業員の方３人が被ばくして、２人が病院に搬送されるというニュースがありました。
病院に搬送された２人の作業員の方は、ベータ線熱傷の可能性があると伝えられています。
やはり、放射能は危険なのだということを思い知らされます。現場の方は高濃度の放射線の危険にさらされながら命がけの作業をされているのです。頭が下がるというのを通り越して、なんとかならないのか？という、やりきれない思いです。
原発の問題は、たとえ一気に大量の放射能が漏れているのではないとしても、期間が長引くことで、徐々にそして確実に、市民生活にも影響が及んできているのが現状です。なるべく早い解決が望まれるところですし、せめて見通しだけでも立ってほしい、そう願います。

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今日は、３月２４日(木)大引けの時点で、震災後値上がりしている銘柄トップ３０を紹介します。流動性を考慮して１０日平均売買残高が５億円以上の銘柄に絞っています。

●震災後値上がり銘柄トップ30（3/24現在）（１０日平均売買代金５億円以上）

このランキングを見て感じることが２つあります。

まず一つ目は、銘柄コード1800番台、1900番台の建築・建設業の銘柄が多いのと、セメント業が入っていることから、やはり復興に向けて不可欠な業種に人気が集まっているということです。風力開発（2766）は原発に代わる発電設備、ということなのでしょうか。

もうひとつは、低位株（価格帯の低い銘柄が多い）ということです。トップ30に入っている銘柄の多くが２００円台までの価格帯の銘柄です。価格帯の低い銘柄は１円の値上がりに対する値上がり率が高いので、少し値上がりしただけでも上昇率としては高くなります。もともとデイトレーダーや短期の値幅取りを狙うトレーダーに人気が出やすい銘柄だと言えます。今回の震災がきっかけで「業種＋価格帯の低さ」でトレード対象に選ばれたのではないでしょうか？
低位株なゆえに値上がりランキングに入りやすかったというのももちろんあると思います。

しばらくは、こういった業種的には上記のような人気が続くのでしょうか？？しかし、銘柄の人気は常に移り変わりますので、お祭りの最期に参加して、後の祭りにならないように気をつけたいものです。。。

それでは、今日の市況等についてです。

●本日の市況

●前日ストップ高で引けた銘柄の本日の値動き

ストップ高で引けた銘柄の翌日の動きを検証するコーナーです。対象となるのは前日に
　①終値がストップ高で引け　かつ
　②10日平均売買代金が1億円以上
という条件でスクリーニングされた銘柄です。（前営業日のブログに掲載しています。）

※最大上昇率は、当日の高値の前日終値に対する上昇率です。
（前日の終値を一度も上回らなかった場合はマイナスの値となります）

●本日のスクリーニング（今勢いのある銘柄をピックアップ）　
　※流動性の低い銘柄は短期売買に向きませんので売買代金の少ない銘柄は
　　スクリーニングの対象から外しています

.※流動性を考慮して10日平均売買代金10億円以上の銘柄のみが対象です。
※過去100日間の高値を終値で上回っている銘柄のみに絞っています。

※流動性を考慮して10日平均売買代金1億円以上の銘柄のみが対象です。
※終値がストップ高で引けた銘柄のみに絞っています。

【ご注意】
上記の銘柄は、あくまでも管理人個人のスクリーニング結果であり決して推奨銘柄ではありません。
投資の判断は全て自己責任で行ってくださいますようお願い致します。
また、記事中のデータに誤りがあった場合はご容赦願います。気付かれた方は、ご連絡いただけますと大変助かります。

カテゴリー： 市況＆銘柄＆話題